Around 40・・せつない世代ど真ん中!
2008年 05月 06日
もっと早くに書こう書こうと思ってはいたネタですが、まあ今更。
この春からのドラマ「Around40」見てますか?(^_^;)
Around40・・・・・・それは「40歳前後の世代」のこと。
このブログでの概念「せつない世代」ど真ん中!っちゅうわけですよ。
で、このドラマの始まるころに思っていたことなのですが
昔はたぶん「Around30」が、「いろいろ迷ったりあれこれ決めたりする時期」という概念だったように思いますねぇ。
私の勝手な考えですが、
今は、どこに住んでいてもファッションなんかの情報が多いことや、
ネット社会、高学歴な女性が「昔よりさらに」多い事で会社での責任の度合いが高いめの方が多い(・・ので結婚年齢も高いし、寿退社率も下がっている)、ノンポリ無気力新人類世代が中年期以上である、などの理由などで、昔のイメージより「年齢的に若い」人がほとんどですよねー。
年齢の数字よりもほとんどの方が若々しいし、良くも悪くも「幼い」。
たぶん自分も含めて。
それは昭和の小説などを読むとよくわかりますね(^^ゞ
で、だから昔なら30歳前後、が意味ありげだったのに
今はドラマのテーマになりうるのも「40歳前後」・・・なんだなぁ、と。
40代は本来「不惑」な、ワケですよ。
私も(当然)四十路でアラフォーです!はううっ(;_;)
アラフォー世代=本当なら不惑。
しかし、ドラマでは、出てくる人みんなが「惑って」います(笑)
それぞれに、置かれている立場は違うのですが。
天海祐希演じる独身美人精神科医(39歳)、
大塚寧々演じる編集者(35歳)、
松下由樹演じる主婦(40歳)、
筒井道隆演じるレストランシェフ(39歳)・・・・そしてまあ、藤木直人演じるカウンセラー(33歳)(天海の相手役っぽい役柄で、別に迷ってはいないw)
・・・すこしづつシチュは違っても、女性三人のどれかに
無理やり自分に近いのをあてはめることができますねぇ・・・友達とそういう話をしていたのですが。
しかし・・ドラマは、「テーマ」があるので
このドラマの中では「結婚できるのか、子供生むのか」が大きいテーマの一つかもしれないなぁ。
男性はまた違う感想とか思いがあるかもですが、女子であてはめると
たとえば独身のままずっと40歳前後になると
「・・・自分はもしかして一生独身かもな」
「私は、子供を産むことがあるんだろうか」
「・・死んだら孤独死かーーー(>_<)」(ひとり暮らしの場合ね)
等、思う人が多いのです。
当然「結婚に興味ない」人もたくさんいるし、結婚がすべてではないと思いますが、
どっかでうっすらと・・ね。
私は、ドラマの登場人物の誰かに無理にあてはめると、大塚寧々が近かったかな。
とーぜん人気雑誌の副編集長になろうかという寧々ほどのすごいキャリア職(笑)ではないけど、長年いた業界も似ているし、だいたい広告や編集業界なんて40前後の独身女子などはものすごくたくさんいますもん。
たぶん一生独身!!宣言する先輩方もいました。
しかし、たとえば私とかは、現実にはマンション買って謳歌するほどの財力はなかったわけで、
まあ、結婚の話が出たので結婚してもいーかみたいな気持ちで今に至ってしまったので
今現在は松下由樹みたく「なぁんかモヤモヤ抱えてる専業主婦」状態かな。はははっ。
うーむ。
だから、どっちの気持ちもわかるんだよなーーーと思いながら見ています。
(-_-;)
松下の「自分は社会から取り残されてはいないか?」「社会復帰したい」というモヤモヤ、イライラは、本当によくわかる。
大塚寧々はドラマの中では(第五話までの現在ね)、有名なクリエータ-と結婚し、
自分のキャリアと主婦業を両立することを理想に、仕事もバリバリやりつつ
子供も欲しいと思っています(不妊治療をしている)。
今、こういう人(不妊は別としてね)が多いのでしょうね。同じ年代の人。
結婚年齢が上がり、キャリアもある人が多いから。
でも、35歳で既婚の寧々と、40になった天海がいまだ独身で「自分は子供産めるだろうか」と思うことの悩みの大きさは、やはり違うと思うなぁ。
40って、目には見えない「リミット」があるように感じてしまう。
結婚なんていくつでもできますが
妊娠や出産は、どうしたって事実上のリミットがありますからね。
ここが、アラフォー女子(独身とか、既婚でも子供居ない人)の「惑い」の一つでもあるんですよね。
若い時に結婚・出産している松下タイプにしたら、「社会復帰や仕事の充足」が欲しい。
これも事実上ではリミットがあったりしますよね。
たとえば「10年くらいずっと専業主婦」だった方が、いきなり同じ業界に戻っても、前と全く同じようにはそうそういかないのが現実です。(専門職は除く)世の中は進んでいて、OA機器ひとつとっても違いますしね。
また、40歳くらいからは就職も少ない。
あと、このドラマの松下に関してだけ言うと
夫や子供への不満がいろいろ出てきて、自分のアイデンティティがわからなくなっている。
そういうイライラ。そして現実にあるリミット。
・・・・しかし、結婚することだけが「おんなの幸せ」では絶対にないのに、
ドラマでは、どういうもの見てもそういうテーマに着地するねぇ。(^_^;)
私、自分がもし、このドラマの中の天海だったら、こんなに必死に結婚とか思わないと思うんだけどなーーーーーーー。
美人で、実家金持ちで、精神科医という収入も立場もキャリアもかなり素晴らしい職業。
とにかくお金には不自由もしないし、こんなにきれいだと絶対モテると思うしなぁ。
こんなんだと、結婚相談所なんかはいらんでも、マンションでも買って悠々自適に暮らせるやんけ(笑)とついつい思ってしまうなぁ。
まあ・・・それも恋人がいれば、って話なのかな。
いやいや、適度に遊び相手(ヤラしい意味でなく)のボーイフレンドがいたら
これってめちゃ幸せだけどね。
でもまぁ、やっぱ「自分は子供、産むんだろうか・・・・・」という、年齢のリミットが近づくと
陥る悩みが出てきたらそうは言ってられないか。
結婚が幸せのすべてではないのと同じで、
子供の有無が幸せのバロメーターでもなく、幸せの価値観はそれぞれ、というのが私のスタンスだし、正しいと思っています。
しかし「現実にはいろいろあるリミット」によって悩み、戸惑う姿が、おかしいとも思いません。
このドラマって、何歳だからどうのってくだらない話なんではなくて
幸せのあり方を、それぞれにみつけましょう、というサジェスチョンであれば、いいなあと思います。
・・でも、ドラマちゅうのは基本「イロコイ」万歳やからねぇーー(^_^;)
あまみん、藤木とつきあうとかそういうことになるんかいなーーーーー(笑)
そういう着地って、やめてほしいなーーーーー(笑)
あまみん、結婚しないで40になって、理想ばかりが高くなる。
でも、いいじゃないか!!!!金あるんやしーーー!!と
独身のままいてほしいって思うのおかしいかなぁ(-_-;)
ってなんだこの自分の着地も。
まあとにかく、アラフォーど真ん中のせつないオトナの同志よ!
自分は自分らしく、「こうせなあかんなぁ」はいったん捨てて気楽にいきましょーねぇー^^
この春からのドラマ「Around40」見てますか?(^_^;)
Around40・・・・・・それは「40歳前後の世代」のこと。
このブログでの概念「せつない世代」ど真ん中!っちゅうわけですよ。
で、このドラマの始まるころに思っていたことなのですが
昔はたぶん「Around30」が、「いろいろ迷ったりあれこれ決めたりする時期」という概念だったように思いますねぇ。
私の勝手な考えですが、
今は、どこに住んでいてもファッションなんかの情報が多いことや、
ネット社会、高学歴な女性が「昔よりさらに」多い事で会社での責任の度合いが高いめの方が多い(・・ので結婚年齢も高いし、寿退社率も下がっている)、ノンポリ無気力新人類世代が中年期以上である、などの理由などで、昔のイメージより「年齢的に若い」人がほとんどですよねー。
年齢の数字よりもほとんどの方が若々しいし、良くも悪くも「幼い」。
たぶん自分も含めて。
それは昭和の小説などを読むとよくわかりますね(^^ゞ
で、だから昔なら30歳前後、が意味ありげだったのに
今はドラマのテーマになりうるのも「40歳前後」・・・なんだなぁ、と。
40代は本来「不惑」な、ワケですよ。
私も(当然)四十路でアラフォーです!はううっ(;_;)
アラフォー世代=本当なら不惑。
しかし、ドラマでは、出てくる人みんなが「惑って」います(笑)
それぞれに、置かれている立場は違うのですが。
天海祐希演じる独身美人精神科医(39歳)、
大塚寧々演じる編集者(35歳)、
松下由樹演じる主婦(40歳)、
筒井道隆演じるレストランシェフ(39歳)・・・・そしてまあ、藤木直人演じるカウンセラー(33歳)(天海の相手役っぽい役柄で、別に迷ってはいないw)
・・・すこしづつシチュは違っても、女性三人のどれかに
無理やり自分に近いのをあてはめることができますねぇ・・・友達とそういう話をしていたのですが。
しかし・・ドラマは、「テーマ」があるので
このドラマの中では「結婚できるのか、子供生むのか」が大きいテーマの一つかもしれないなぁ。
男性はまた違う感想とか思いがあるかもですが、女子であてはめると
たとえば独身のままずっと40歳前後になると
「・・・自分はもしかして一生独身かもな」
「私は、子供を産むことがあるんだろうか」
「・・死んだら孤独死かーーー(>_<)」(ひとり暮らしの場合ね)
等、思う人が多いのです。
当然「結婚に興味ない」人もたくさんいるし、結婚がすべてではないと思いますが、
どっかでうっすらと・・ね。
私は、ドラマの登場人物の誰かに無理にあてはめると、大塚寧々が近かったかな。
とーぜん人気雑誌の副編集長になろうかという寧々ほどのすごいキャリア職(笑)ではないけど、長年いた業界も似ているし、だいたい広告や編集業界なんて40前後の独身女子などはものすごくたくさんいますもん。
たぶん一生独身!!宣言する先輩方もいました。
しかし、たとえば私とかは、現実にはマンション買って謳歌するほどの財力はなかったわけで、
まあ、結婚の話が出たので結婚してもいーかみたいな気持ちで今に至ってしまったので
今現在は松下由樹みたく「なぁんかモヤモヤ抱えてる専業主婦」状態かな。はははっ。
うーむ。
だから、どっちの気持ちもわかるんだよなーーーと思いながら見ています。
(-_-;)
松下の「自分は社会から取り残されてはいないか?」「社会復帰したい」というモヤモヤ、イライラは、本当によくわかる。
大塚寧々はドラマの中では(第五話までの現在ね)、有名なクリエータ-と結婚し、
自分のキャリアと主婦業を両立することを理想に、仕事もバリバリやりつつ
子供も欲しいと思っています(不妊治療をしている)。
今、こういう人(不妊は別としてね)が多いのでしょうね。同じ年代の人。
結婚年齢が上がり、キャリアもある人が多いから。
でも、35歳で既婚の寧々と、40になった天海がいまだ独身で「自分は子供産めるだろうか」と思うことの悩みの大きさは、やはり違うと思うなぁ。
40って、目には見えない「リミット」があるように感じてしまう。
結婚なんていくつでもできますが
妊娠や出産は、どうしたって事実上のリミットがありますからね。
ここが、アラフォー女子(独身とか、既婚でも子供居ない人)の「惑い」の一つでもあるんですよね。
若い時に結婚・出産している松下タイプにしたら、「社会復帰や仕事の充足」が欲しい。
これも事実上ではリミットがあったりしますよね。
たとえば「10年くらいずっと専業主婦」だった方が、いきなり同じ業界に戻っても、前と全く同じようにはそうそういかないのが現実です。(専門職は除く)世の中は進んでいて、OA機器ひとつとっても違いますしね。
また、40歳くらいからは就職も少ない。
あと、このドラマの松下に関してだけ言うと
夫や子供への不満がいろいろ出てきて、自分のアイデンティティがわからなくなっている。
そういうイライラ。そして現実にあるリミット。
・・・・しかし、結婚することだけが「おんなの幸せ」では絶対にないのに、
ドラマでは、どういうもの見てもそういうテーマに着地するねぇ。(^_^;)
私、自分がもし、このドラマの中の天海だったら、こんなに必死に結婚とか思わないと思うんだけどなーーーーーーー。
美人で、実家金持ちで、精神科医という収入も立場もキャリアもかなり素晴らしい職業。
とにかくお金には不自由もしないし、こんなにきれいだと絶対モテると思うしなぁ。
こんなんだと、結婚相談所なんかはいらんでも、マンションでも買って悠々自適に暮らせるやんけ(笑)とついつい思ってしまうなぁ。
まあ・・・それも恋人がいれば、って話なのかな。
いやいや、適度に遊び相手(ヤラしい意味でなく)のボーイフレンドがいたら
これってめちゃ幸せだけどね。
でもまぁ、やっぱ「自分は子供、産むんだろうか・・・・・」という、年齢のリミットが近づくと
陥る悩みが出てきたらそうは言ってられないか。
結婚が幸せのすべてではないのと同じで、
子供の有無が幸せのバロメーターでもなく、幸せの価値観はそれぞれ、というのが私のスタンスだし、正しいと思っています。
しかし「現実にはいろいろあるリミット」によって悩み、戸惑う姿が、おかしいとも思いません。
このドラマって、何歳だからどうのってくだらない話なんではなくて
幸せのあり方を、それぞれにみつけましょう、というサジェスチョンであれば、いいなあと思います。
・・でも、ドラマちゅうのは基本「イロコイ」万歳やからねぇーー(^_^;)
あまみん、藤木とつきあうとかそういうことになるんかいなーーーーー(笑)
そういう着地って、やめてほしいなーーーーー(笑)
あまみん、結婚しないで40になって、理想ばかりが高くなる。
でも、いいじゃないか!!!!金あるんやしーーー!!と
独身のままいてほしいって思うのおかしいかなぁ(-_-;)
ってなんだこの自分の着地も。
まあとにかく、アラフォーど真ん中のせつないオトナの同志よ!
自分は自分らしく、「こうせなあかんなぁ」はいったん捨てて気楽にいきましょーねぇー^^
by tsubackey2
| 2008-05-06 21:13
| せつないオトナのテーマ