せつない世代のまったりカフェ。2006年、私とあんとん会長(下記リンク先)により発足し、副会長の私が放置しつつ運営ちう。ツイッターはhttps://twitter.com/setsunaiotona


by 椿(せつないオトナの会)

おとめチックワールドの殿堂!「陸奥A子×少女ふろく展」に行ってきた。

私は小学校から中学くらいまで「りぼん」を愛読していました。

小学校低学年、いや幼稚園くらいで近所のおねえさんにもらったものを眺めていて、その後本格的に買うようになった感じです。

私のりぼん愛読当時、りぼんといえば!!!ストーリー漫画は一条ゆかり、陸奥A子、太刀掛秀子に田渕由美子というスーパースター的なマンガ家さんの大活躍時代(その後は義岩睦美、小田空、篠崎まこと、小椋冬美、高橋由佳里なども大好きになるのですが・・・・あと当時ギャグとか四コマでいくと、みを・まこと、みよしらら、赤座ひではるに当然土田よしこ、とか)でした。

陸奥A子先生といえば、ふんわりした優しいタッチのかわいい絵にソフトな、ロマンチックなストーリー、と、独特の世界観で、「おとめちっく」とひとくくりにされてしまうと「うん、そうなんですけどね」ともいいたいし「いやそれだけでなくて」とも言いたくなる、なんというか、もう「べつの次元のマンガ家さん」みたいな。
ふろくも陸奥先生のものはとてもかわいかった。

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その!!!「陸奥A子×少女ふろく展」が、文京区の弥生美術館で10月~開催されており、昨日いってきた、ワケです。

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弥生美術館(竹久夢二美術館と同じ建物)は以前たまたま(しかも迷子となった時に)偶然通りかかったことのあるところですが(笑)
どの駅からもちょっとだけ遠いので、今回は東大の中を通って弥生門を目指すというルートで行きました(が、帰りに根津に歩こうとしてやっぱ迷ってちょっと遠回りになるというおまけ、いやふろく(笑)ふが・・!

まあそんなことはええとして(^_^;)

弥生美術館に入ると、一階二階でわけて陸奥A子先生の「原画、ふろくほか、昔のりぼん」等がたくさん展示されていました。

ああああああ、カラー原画の美しさよ。
カラー原画と実際の紙面がたいてい並べて展示してあるんですけど
当時の印刷技術ではきっとギリギリだったんだろうけど、水彩の美しいグラデーションが、印刷だと微妙に違うんだなぁ・・・・・・。
原画のあの繊細さがすばらしかった。

中は勿論撮影NGですが、撮影場所が一か所だけ設置。
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陸奥先生といえばほんと、この世界。

男の子も女の子もかわいくて、なんか素直で、平和。
毒とかいじわるとか、生々しいものがカケラもなかったんだよなぁ・・・。


ふろくもたくさん展示されていました。
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あああああああ、70年代半ば以降、80年代半ばくらい?までのはほぼ持っていた。
たぶん数年まえに、私が高校まで住んでいた実家が水害に遭うまで、実家のどこかにあったものもあるはず。
ふろくの名前さえ覚えてるのもあって、キュンキュンきた・・・、

忘れてるものもあって、たとえばこのチラシにも載っている、ローラースケートの形のメモや、バスの形のボックス、紙袋・・・・見たら「ああああああ、あったあったーーーー持ってたぁぁぁぁ」と、思い出したり。

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陸奥先生は今、作品集も出版されているのですが、館内にはそれも置いてあって自由に手にとれます。
座って読めたので、すごく懐かしく読んできた・・(買えw)

エピソードだけ覚えてるものがたくさんあって、実際に「ああ、これだ!この作品だ」というのがわかって感動したり。



りぼんの単行本はたくさんたくさん持っていたけど、20年近く前にいとこにあげてしまったので
今はもう陸奥先生のは手元にない。

まさか自分がアラフィフとなって、「もう一度あのおとめちっくを読みたい」となることがある、など、若い頃は思いもつかなかった。




先週、ツイッターで店主さんと親交のある、柴又の昭和レトロ喫茶「セピア」さんに初めていってみたのですが
こちらの店主の方が陸奥先生の大ファンということで、店内にも本当に貴重な昔の単行本、またりぼんのマンガのページをきりとって綴じたものをたくさんおいていらして、感激したところだった・・・。
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(画像は喫茶セピアさん店内)

「雪の中で指人形をひろうシーンのあるやつなんでしたっけ?」という話で、もう速攻で「それはこれですー!w」と渡してくださったので、店内でもそれ読んだんですが(ちなみに作品名は「たとえば私のクリスマス」でした)
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今回の弥生美術館でももちろんこれの原画もあって、二重にうれしかったり
他にはタイトルだけ覚えていてこまかいエピソード忘れてたこんぺい荘の「フランソワ」の話、「インディアンの格好の女の子がでてくる話・・」あと私は「ミルキーセピア」と「黄色いリボンの花束にして」を半分ごっちゃにして記憶していたことなど、いろんなことを思い出して、はっきり事実がわかったりして嬉しいやらせつないやら。。


あああほんと「失ったもの」「忘れてたもの」「覚えているけど画像や写真でみることのなかったもの」をまとめてみると、うれしい反面すごくせつなく、泣きたい気持ちにもなるのはなぜだろう。


館内ではふろくは陸奥先生のものだけではなく、一条ゆかり、太刀掛秀子(デコタン♪)、田渕由美子や小田空のものなども実物がならび、「ああああああ持ってたあぁぁ」「あったーーーー」と内心で大騒ぎでした。

りぼん本誌もたくさん展示してありますが、表紙だけで「ああああ懐かしい」「あああこのタイトル!!あのマンガやーー」と、その時の自分の状況も思い出すものがちょこちょこあってまたせつなくなり・・・。


しかし・・・・あのふろく、とくにレターセットやノートなどは「いつか使う」として保管してたままどうしたんだろう?
ノートやサイン帳は交換日記につかったり卒業のときのサイン帳にしてた覚えがあるのはあるけどレターとかメモなんかはどうしたんだろうなぁ。



今回はグッズもいろいろあったので、迷った末クリアファイルと大判のメモを購入。
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数種類あるんですが、ファイルはフランソワ♪メモは陸奥先生がギャグっぽい絵を描く時のあのタッチのほうをチョイス。

(*^_^*)




陸奥先生は今も活躍しておられ、今の作品も原画がおいてあります。
今はタッチが少し変わっていて、内容も大人向けになっていますが
繊細で美しく、なんだかちょっとせつなく、
陸奥世代だった女性(私と同世代と、少し上世代)がオトナになっていまこんな感じですよ、というような。
そんな感じでした。





弥生美術館は竹久夢二美術館と建物が同じでつながっているので、竹久夢二展も見ることができます。
今は、私が夢二の世界でも最も好きなアールヌーボーのものが展示してあったので
日本のグラフィックデザインのさきがけともいえる、夢二のデザインワークのあれこれも見てきました。
(そしてポストカードも買った)


一度で二度おいしい弥生美術館、陸奥A子展は12月25日まで
展示物をあれこれ入れ替えての開催らしいです。



昭和のおとめチック女子、急げ。



あああ、ものすごく昔の少女まんがが読みたい・・・・・(セピアさんにまた行こうかな・・・遠いけど・・・)


せつねーーーーーー。
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by tsubackey2 | 2015-11-19 13:55 | なつかしいあれら。